デンソーの考察
第2Qで大規模な自社株買いを発表したデンソーについて
①本年度の通期予想(当期利益)の推移
期初:5,260億円
1Q:5,250億円
2Q:4,370億円
②自社株買いについて
期間:令和6年11月1日~令和7年10月27日
4,500億円(または2.8億株(9.62%))
・11月の実績は約500億円
・11月のペースで行けば来年7月には終了
③自社株買いの効果について
発行済み株式数:約29.1億株
2.1億株買うとすると、上記は27億株
来年の純利益を5,000億円と想定すると
EPS:185円
現状の株価(2,100円)でEPSが185円なら
PER:11.35
自己資本は5.03兆円(2Q決算書より)なので
BPS:1,863円
PBR:1.13
上記のEPSとBPSより
ROE:10.07
この自社株買い以降は、ROEの観点から、投資対象として魅力の高い銘柄になる可能性があります。
IRBANKによると、PERとPBRの推移は以下の通りです。
コロナ期2020年、2021年を除くと
PBR:0.9~1.5
PER:13~20程度(上限は20とした)
先のEPS、BPSから株価を逆算すると
PER(13~20換算):2,405~3,700
PBR(0.9~1.5換算):1,677~2,795
株価が本格的に動くのは春以降かもしれませんが
仕込みました。16,200株。